穂坂邦夫プロフィール

1941年埼玉県生まれ。
埼玉大学経済短期大学部卒業。
埼玉県職員、足立町(現志木市)
職員を経て、志木市議会議長、
埼玉県議会議長を歴任。
2001年7月、志木市長に就任。
2005年7月から地方自立政策研究所 理事長
2010年4月から日本自治創造学会理事長


教育委員会廃止論


緊急出版!「市町村崩壊」
−破壊と再生のシナリオ−



4.
実践の足あと

(2)
「市民が創る市民の志木市」の実証


@
市政運営基本条例(2001.10.1施行)



 
まちづくりは、市民が主体となって市と協働して推進することを基本理念 とし、市民によるまちづくり活動、市民との情報共有、市民の市政への参画を規定した。
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A
市民委員会の設置(2001.11.10設置)




市政運営基本条例に基づき設置した委員会で、市民自身による“第2の市 役所”を目指します 。
委員は公募により定員120名でしたが252人でスタート、現在は(第2次 2004〜2005年度)139名で、すべてボランティアです。会議は各部会ごとに原則として毎月1回開催されます。
市役所の機構と同じく、8部会(企画、財務、生活環境、健康福祉、都市整備、教育、病院、IT−情報技術−)で、任期は2年です。



(ア)
市役所組織の検討→市民活動支援課、なんでも相談室の設置 (2002.4設置)



(イ)
短中長期的財政計画導入のため、市の業務を検証→平成15年度以降の予 算に反映



(ウ)
市政の重要な行政課題や新しい施策は、各課が市民委員会の意見を付して 市長に提言する。
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B
927事業におけるゼロベースからの検証(全国初、2002年度実施)



(ア)
市、議会(特別委員会)及び市民委員会の3者機関による927事業(志 木市のすべての事業)の検証



(イ)
検証の結果、12億7千万円の経費を削減し、430事業の見直し、縮減 及び廃止を行い、平成14年度予算に反映
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